財務諸表は会社の成績表!

儲かっている企業は何が違うのか?足踏みしている企業は何が原因なのか?決算書を基に分析し、優秀なビジネスモデルをご紹介します。

社会人の為の決算書の使い方。

決算書は企業の現在を映し出すことのできる鏡とも言えます。

そう捉えると、企業は決算書を読むと「一体どこが課題なのか?」という事が分かるはず。しかし、実際には決算書を読んでも経営課題も把握することが難しいと思われる方は多いと思います。

 

しかしそれはもっともだと思います。決算短信有価証券報告書を開いてみても、出てくるのはこのような数字と文字の山。ちなみにこの決算短信は全部で55頁あります。

 

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しかし、決算書を使うためには、このような書類の山を読みこなす必要はありません。

決算書の読み方にはだいたいの順序があり、順序をマスターすれば、「御社は他社と比べてこの数値が芳しくないので、このような施策を通してこの数値を改善していきましょう」という提案を行うことも可能になってきます。

確実にこれが正解!といえる方法は存在しませんが、可能な限り企業の実態を分かりやすく分析する方法を探してきました。

その為の私のやり方がこちらです。

①過去の決算書と比べて企業の業績を把握する。

②ユニットエコノミクスを用いて企業の因数分解を行う

③他企業との比較を通して改善点をあぶりだす。

 

なお、この方法は就活生に決算書を使ってもらうよりも、もう一段階難易度が高いものになっています。就活生は「売上」を上げる事までをひとまずのゴールに設定していました。なので、それにかかるコストなどはひとまず提案の時に考慮していません。(明らかに実現不可能なものは除きましたが。)

 

これに対し、社会人は「相手企業に実質的なメリットを与える」ことが求められてきます。

 

その為、社会人は「企業がその売上を上げるためにいくら費用を使ったのか?」まで考慮に入れなければなりません。その為に必要な考え方がユニットエコノミクスです。

 

ユニットエコノミクスは使えるようになれば強力な武器になる一方、最初のころは理解しにくい概念だと思います。しかし、決算書を使えるようになるためには非常に重要な技術ですので、次の記事でがっつりと書いていきたいと思います。